二児の父の育休日記

人生二度目の育休はじめました。

さようなら、新生児

▲さっそく近所をお散歩しましたが、息子は爆睡

そして、完母へ

一昨日は息子の1ヶ月検診。息子は特に異常などはなく、無事に新生児を卒業できました。
といっても、コロナの関係で僕は同席できず、送迎のみだったのですが。
娘のときとは違い、妊婦健診のころから全く同席できなかったので、こういうときはどこか蚊帳の外感。まぁ仕方ないことですし、2回目なので寂しさなどはないとはいえ。
検診では吐き戻しとうんち連発で大変だったようで、病院から出てきた妻は疲れ切っていました。

気になる体重は日増34g!良いペースなようで一安心。
体重測定にあわせて行った母測では、半分寝ながら両乳で34gだったとのこと。2週間前12gだったことを踏まえると、息子の成長著しい。

現状、600cc/日飲めれば問題ないらしく、助産師さんからは「もうミルクも搾乳もいらないんじゃない?」という指導だったようで。1回40cc飲めていると仮定すれば、直母だけで足りるだろう、と。
確かに。なるほど。…ん?600÷40=15?………え、妻死ぬのでは?

その後妻も助産師さんと話し合い、「ミルクはやめる」「採れた母乳をためておいて(※)、忙しい時間や足りなさそうなときに飲ませる」という結論に至ったそうです。それならなんとかなりそうだし、哺乳瓶も使い続けられるので、妻の外出時などに僕が代わることもできるのが良い。
帰宅後から始めてみていますが、息子はそれなりに寝るし、何とかなりそうな予感。妻は搾乳が負担だったようで、「楽になった!」と喜んでいました。
とはいえ授乳回数や一度にかかる時間は増え、予定も見通しにくくなるので、慣れるまでは大変。せっかく考えたタイムスケジュールも大幅な見直しが必要そうです。とほほ。

※妻はニップルフォーマー(以下参考)を使用しているため、そのことを利用して「授乳中に息子が吸っていない方から漏れ出た母乳をフォーマー内にため、授乳後にボトルに移して保管する」という方法をとっています。
これまでは母乳パッドが吸収し、捨てていた母乳を確実に息子に飲ませることができる!という妻考案のこの方法、とってもエコでサステナブル

新生児期はキライだ!

新生児期の終わりに際し、この思いを書き残しておきたい。
娘のときに引き続き、今回もやっぱり思いましたが、僕は新生児期がキライです。

初めての育児で現実を知った一度目の育休。
理由も分からず泣き続ける娘。その声を聞きながら昼夜問わず抱き続け、満足に眠れない日々。増えない体重、授乳量の不安とマタニティブルーから2人とも神経質になり、ちょっとしたことで妻と言い争い。
お世話中の小さな失敗に自分を責め、そのたびに「娘は大丈夫なのか?」と不安になる。「この小さな生き物の生死は自分の手にかかっていて、自分の代わりはいない」という、これまでに経験したことのない責任感。
そして、終わりの見えない日々への絶望。

夜中、真っ暗な部屋で娘を抱いて揺れながら、「子どもなんてつくらなければよかった」とつぶやいた僕。
妻と2人で泣いたあの日の記憶は紛れもない事実であり、僕の未熟さの象徴であり、2人の子の親としての戒めでもあり。

いま思い返しても本当にキツかった。
でも、あの経験がいまにつながっていると思います。そして、あの苦しい日々を妻と共有できているからこそ、いま僕たちはうまくいっている(妻はどう思っているか知らないが)のだろうと確信できます。
その後、育児を楽しいと思えたのは、2〜3ヶ月目ぐらいからかなぁ。娘から反応が返ってくるようになり、やっと「人と接している」と思えたというか。

2度目の新生児育児を終えて

そんな新生児期ですが、妻はむしろ新生児期が良い思い出らしく、ふだんから娘の新生児期の写真を定期的に見返しているほど。理由を聞くと、「新生児かわいい」「やることが見えているから良い」と妻。

出会ったころは子ども嫌いだったはずのなのに、この1ヶ月、妻はかわいいかわいいと息子の写真を撮りまくっています。
「将来は岡田くん(V6)みたいにならないかな?」と真剣に聞かれますが、まず目の前の旦那の顔と鏡を見てほしい。
毎日のように「この顔かわいくない?」と撮った写真を見せられますが、申し訳ない、僕には同じ顔にしか見えない…
出産の痛みを喉元過ぎれば忘れているように(うちの妻は、ですが)、女性は新生児をかわいいと感じるよう、脳にプログラムされているのかもしれないな、と傍から見ていて思います。

息子が産まれるにあたり、恐怖に震えていた僕でしたが、今回は娘のときのように精神に支障をきたすようなこともなく、元気にブログを更新できる心持ち。
その理由を自己分析すると、①2回目・経験済という心の余裕、②娘の存在、です。

①は、「ゼロからのスタート」ではなく「イチからのスタート」という感覚。4年ぶりなのでいろいろ忘れていますが、やっているうちに思い出すし、なんとなくできている。
そして、「終わりがくる」ことを知っているのは、精神的にとても大きかったです。
②については、「娘に癒やされる☆」とかそういうことではなく、生活リズムの点。娘がいるから食事を作って食べるし、外に出て人に会うし、風呂に入るし、寝るし。前回はそれら全てを犠牲にして、夫婦2人して娘のお世話に全振りしていたので、人間らしい生活ができていなかった。そりゃ病むよな、と思います。

とはいえ、感情を動かさず淡々とお世話を続けている僕。そりゃ息子はかわいいですが、特別新生児がかわいいという気持ちが沸かないのは、やはり男女の違いなのか。
虚空を見つめる息子に「ベロベロバー!!」と渾身の変顔を披露しても、そっと目を背けられる日々(しかし隣で娘は笑っている)。あぁ、早く反応が返ってこないかな。



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