二児の父の育休日記

人生二度目の育休はじめました。

フライング父の日

▲父の日の花が黄色のバラだと初めて知った

紛らわしい日程設定

6月の第3日曜日である6/19は父の日だそうですね。

6月に入り、我が家では妻と娘が何やらコソコソとやっていました。
妻と娘がケーキを予約しに行っただろう日、娘が「12日楽しみだね!」と言ってきました。
本気で何のことか分からず、え?何?何か大事なこと忘れてたっけ?という反応をしていると、「父の日だよ!本当は19日だけど!」と全部教えてくれる正直な娘。4歳児にはサプライズは難しいらしい。
妻いわく、母の日同様第2日曜日が父の日だと勘違いしており、ケーキを予約してから気づいたそうな。いい歳してドジっ子が過ぎます。30代ですら、サプライズって難しいらしい。

そんなこんなで、この前の日曜日に父の日のお祝い?を受けました。
娘はたくさん手紙や絵をくれ、妻は僕を休ませるために昼食を作ってくれました。

極めつきはこちら↓

▲「た」が足りない!

人生初の肩たたき券をもらってしまいました。
僕も親にあげたなぁと懐かしみつつ、いざもらうと嬉しいものですね。
僕としてはしばらく余韻を楽しみたかったのですが、早く使わせたい娘に急かされ、ケーキを食べるのもそこそこに肩を叩かれました。力、強くなったなぁ…
ちなみにこの券はリユーザブルらしいので、ありがたく回収して、忘れた頃に使ってやろうと思います。

個人的に父の日母の日に良い思い出がなく、自分の中に全く存在しない習慣だったのですが、子どもにとっては大切なイベントなのだと実感。
今年含め、母の日はスルーし続けているので、来年はちゃんと娘と息子と母の日をしようと誓った1日でした。

「私、この家にいないほうがいいかなぁ」

その日の夜のこと、寝る前に娘が唐突に「私、この家にいないほうがいいかなぁ」と言い始めました。
そのときは僕が息子を抱き、娘は隣で歯磨きをしている(妻は別室で用事中)というシチュエーション。
娘の声色は「明日の朝ごはん何?」と聞くぐらい普通のテンションだったのでまた驚き。
どうした?と聞くと、「怒られてばっかりだから…」と娘。先日の自己肯定感の話で言うと、完全にアウトな発言です。
niji-papa.hatenablog.com

「あぁ、寂しい思いをさせてるんだな」とか「良い関わりができていないんだな」とかいろいろな思いが脳内を駆け巡り、妻入院中の娘との日々を思い出した僕は、「そんなこと言うなよぅ…」と娘より先に泣き出す始末。今思うとイタい。
娘と2人泣きながら慰め合っていると、「何してるの?」と笑いながら妻が戻ってきました。笑いごとじゃないわ!と思いましたが、確かに、傍から見ると意味の分からない光景だったと思います。

「娘がいたから、お父さんは今日の父の日で嬉しい気持ちになれたんだよ」

娘には、我慢させて悪いと思っていること、娘がとても頑張っているのを知っていることを伝え、「頑張る娘に甘えていて申し訳ないと思っている」「娘も息子も大事だから、いなくなってほしいなんて思ったことはない」と正直に話しました。
そして、甘えたいときは甘えてよいし、娘とかかわれるときは精一杯かかわるから、息子が大きくなるまでみんなで頑張ろう!という話をしました。また、怒るのは娘が嫌いだからではなく、娘が大事だから怒るんだよ、とも。

どこまで理解したのかは分からないですが、そのうちケロッと元気になったので、一安心。
妻は「娘としては深い意味があった発言ではなく、何となく気になったから聞いてみただけでは?」という見立て。そうだとしても、ここまで直球で言われると気にしないわけにもいかず。

娘に対して「(今は息子の世話があるから)ちょっと待って!」も多いですし、そもそも息子に構う時間が長く、どうしても息子を褒めるような声かけ・関わりが多い。
そのため、娘としては「自分は褒められず、怒られてばかり」という印象を持つのだろうな、と感じます。
自分なりには娘を褒めたり評価したりする言葉を意識し、風呂や送迎時など二人の時間は娘としっかり関わるようにしているつもりですが、全然足りないのでしょうね。
もう少し息子が大きくなれば関係性も変化するのでしょうが、それまでに取り返しのつかないことにならないか心配。

今日も娘は「息子くんになりたかった。私は怒られてばっかりだから」と言っていて、連日切ない気持ちになる僕。
妻から言わせると、僕は息子より娘の方が大好きに見えるそうですが。娘本人に伝わっていない僕の愛情もまた切ない…
限られた時間と制約の中で、言葉では伝えられない部分をどう伝えていけばいいものか、日々迷いと葛藤の連続です。


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