二児の父の育休日記

人生二度目の育休はじめました。

親も成長しなきゃ、と思う日々

▲使い始めたバウンサー。息子は床のほうがお気に入り。

成長著しい0歳児

先週ぐらいから、息子の成長を感じることが多々。
あれだけしんどいと書いていたおむつ交換も、おしっこのタイミングがわかるようになってきて、3日に1回くらいしか飛ばされないようになりました。
ゲップの成功確率も増えたので、おならの回数も減るかと思いきや、相変わらず連発している息子。ただ、ちょい漏れうんちの回数が激減(おむつ交換時の95%→40%)し、お尻の状態も改善。うんちも回数が減り、1回量が増えてきた印象で、息子の肛門の頑張りを褒め称える毎日です。

日中は起きている時間が長くなり、授乳と授乳の間にほぼ寝ないこともあるほど(そうなれば最終的にはギャン泣きですが)。
逆に夜中は長く寝ることもあり、昨日僕が担当していた時間帯で5時間も寝ていました(22時〜3時)。僕も寝てたので本当に寝てたかわかりませんが…
起きている間、抱っこではなく床やベッドでご機嫌に過ごせる時間が増えてきました。何なら、抱っこ中は泣くのに、下ろすとご機嫌になることもあるので、お父さんは少し悲しい。

何より大きな変化は、表情や反応が出てきたこと。笑いかけると笑うし、遊ぶと喜ぶし、動くと目で追うし。
反応が欲しいと書きましたが、まさか2ヶ月を待たずして反応がもらえるとは。
こんなに早かったっけ?うちの息子天才じゃね?と早くも親バカ発動中です。

そうなると僕の出番で、床で過ごしている間、いないいないばあや体ツンツン、手遊びを駆使して遊んでいます。
本当に喜んでいるのかはわかりませんが、息子はニヤニヤしながらこっちを見ているし、横で娘も笑っているので、きっとこの遊び方でよいのでしょう。
構っていないと機嫌が悪くなるので、家事が進まないのは以前と変わらずですが、死んだ目でずっと抱いていた頃よりもQOLは格段に向上しました。

こうして振り返ると本当にあっという間。悩んだりしんどかったりすることも、振り返ってみると一時的なものだよなぁ…と、二人目にして改めて思う。
6月になり、息子は2ヶ月を迎えます。

娘×息子

▲自分のおもちゃを貢ぎながら息子を抱きしめる娘

娘は息子のことが大好き。
息子が泣いていれば「ねえねがいいよーって泣いてるのかな?」と言い、息子のおむつが濡れていれば「おしっこしてるよ!」と教えてくれ、息子が床で過ごしていれば即座にやってきて隣を陣取る。息子の手が当たろうもんなら、「見て!息子くんが娘ちゃんの足さわったよ!」と叫ぶ。お姉ちゃんしたいのも相まって、ウザいぐらいの距離感を保ち続けます。
感心したのは、教えてもいないのに息子と遊べていること。今日保育園であったことを話したり、絵本の読み聞かせ、歌、手遊びなど、ナチュラルに息子とコミュニケーションをとっています。

そんなねえねのことを息子も好きなようで、隣にいるとガン見で手を伸ばしています。
普段ならすぐ泣いて呼ぶのに、娘が隣にいるだけで30分ほど床で過ごせたりするので、0歳児にとっては4歳児もお世話してくれる人として扱われるんだなぁ…と驚き。

すでに娘は我が家の育児の戦力として、「お父さんちょっと洗い物するから、息子をよろしくね」と、10分ほど娘に任せるなどしています。
上の子が女の子だと言うと、「お姉ちゃんはお世話してくれるから楽よー!」と諸先輩方に何度も言われましたが、生後2ヶ月にして実感するとは思っていませんでした。本当助かる。
いや、こうしてヤングケアラーは生まれるのか…?

それを自己効力感と呼ぶのだろう

息子から反応が返ってくるようになり、娘としても嬉しさ倍増で、どんどん積極的に関わるように。加えてお世話をすると両親から心底感謝されるので、「私がやる!」と主体的に関わっています。
お姉ちゃんの自覚なのか、以前は嫌がっていたことも進んで取り組むようになった気がする。
(我が家では「できることは自分でさせる」という妻の方針から、4歳児でもできるように収納方法や手順を構造化し、乾いた洗濯物や食べ終えた食器の片付け、保育園の用意など、自分のことをやらせるようにしています)

自分のしたことで相手が喜ぶ、もっと喜んでほしいからまた頑張る。
あれ、これって超良い循環じゃん!という気づきを、娘と息子のやり取りからもらいました。

簡単なことなのかもしれませんが、大人になると、これがすごく難しい。
育児なんて逆行した言動の連続で、僕も「できないならできるって最初から言わないで!」とか、ついつい娘のやる気を削ぐ叱り方をして自己嫌悪しているし。

きょうだいでのかかわりを通して、子どもたちにはもっと自分のことを好きになってほしいし、そうなるような声かけやかかわりを持てるといいな、と思います。
そのためには心の余裕と、親自身が自己肯定感を持つことが絶対不可欠。
毎日頑張ってる自分に「頑張ったね」の言葉とご褒美のアイス(3日連続)をあげて、さぁ、お迎えいってきます。